ムーイ伝説
函館から国道278を走り、当施設にそろそろ到着する頃、津軽
海峡に「武井(ムーイ)の島」が見えてきます。この写真は反対側から
撮った物です。私にはやはり熊が寝そべっているように見えます。
ムーイとはアイヌ語で「箕」と言う意味です。その昔この海にアワビと
ミオ(オオバンヒザラガイ)が雑居していましたが、争いとなり
なかなか決着がつかず、話し合いで島の西側がアワビ、東側をミオ
の領域にしたとの事です。
そんな中で、先日我が家からこんな本が出てきました。
中を見ると昭和27年の発行の非売品で旧国鉄の所有
の物でした。当時 義父が学校の先生をしていました
ので、誰からか譲り受けたかもしれません。
勿論ムーイ伝説も書かれてあり、全く同じような伝説が
室蘭の絵鞆岬にもあります。この本の序章に「伝説と
物語の違うところは、場所と人が明らかであり、史実や
文学と異なることは、人が信じているというこである」
確かに・・・・