今回は、歴史的産業遺産である 旧戸井線について 若干ですけれど、紹介しま
す。私が戸井に向かう途中にあるこの橋脚は、白鳥も飛来する汐泊川にあります
五稜郭から戸井町までの建設予定の路線でしたが、戦局悪化で資材不足に陥り
昭和18年に工事は中断されました。
汐首灯台の近くにある、最も有名なアーチ橋です。下から見上げるとその大きさ
に、感動します。汐首灯台の上に登ると、橋の様子がもっと見えるはずですが
冬は立ち入り禁止でした。
途中にトンネルがあり、2つ目の小さなアーチ橋です。その先に又トンネルがあり
さらに3つめの小さなアーチ橋があります。そして最後に4つ目の巨大アーチの
蓬内橋があります。残念ながら蓬内橋は、老朽化の為、現在は解体中です。
専門家の間では、竹筋を代用した構造物ではないか?と全国より注目されて
います。私は毎日 国道278の海岸線を走りますが、もしもこの路線が開通して
いたら・・・・・車窓から見える 津軽海峡や磯舟はどんな風に映しだされるのか?
街や商店はどんな風に変わっているのか?ちょっとワクワクした探索でした。